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| いろんな自動車保険がありますが、どれを選べばいいのか分かりません 栃木県 山崎義明さん(60歳) |
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| Q:数カ月前、わが家と同じ代理店の自動車保険に加入していた知人が接触事故を起しました。ところが、代理店や保険会社の対応が遅く、本人はもちろん、相手の方にも不快な思いをさせてしまったというのです。 いざと言う時に役に立たない保険では意味がありません。わが家の自動車保険は3ヶ月後に満期を迎えるので、これを機に、他の保険に切り替えようかと考えています。 テレビCMや新聞広告を見ていると、いろんなタイプの保険が販売されているようです。どんなものを選べばいいのでしょうか。 |
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| 自動車保険を選ぶポイントは優先順位をはっきりさせることです | ||||||||||||||
| A:98年7月の自動車保険料自由化以来、国内・外資・共済を問わず、さまざまな新型自動車保険が登場しました。自動車保険の戦国時代と言われているだけに、業界全体としては、補償が厚くなり、保険料も安くなるという、契約者にとって望ましい方向に動いているようです。 とはいえ、あまりに多くの新商品が発売されているので、どれを選んだらいいのか分からないというのが実情でしょう。 自動車保険選びのポイントは、見直しの優先順位をはっきりさせることです。何のために保険に入り、何のために見直すのかを明確にしておかないと、本当に役立つ保険を選び出すことはできません。見直しの目的として考えられる項目を次にまとめてみました。 |
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| ■見直しの目的 | ||||||||||||||
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| これらの項目のうち、最も重要だと思うものから、1番、2番…とランクを付けていきます。表1には、(2)〜(7)の項目に該当する保険を取り扱って会社が明記してあります。これをもとに絞り込んでいくと、ニーズにあった自動車保険が見つかるはずです。 3〜4社程度まで絞り込んだあと、各社に見積もりを依頼し、保険料や補償内容などを再度確認したうえで、もっとも信頼できる会社を選ぶとよいでしょう。 |
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| (1)の「事故後の対応が良いところがいい」に関しては、交通事故の経験者に聞くのが一番です。「◯◯保険会社の△△代理人の人は、非常に親切に対応してくれた」という話を聞いたなら、その代理店で契約するのが間違いありません。特に代理店販売形式をとっている損害保険会社は、代理店の人がどれだけ動いてくれたかで、保険金や相手との示談交渉にまつわるトラブルがかなりの割合で防げるようです。 口コミ情報が入手できない場合は、損保会社に電話して、居住地近くの「専業代理店(損保販売のみを行なっている代理店)」を紹介してもらうのもひとつの方法です。副業で損害代理店を行っているところに比べて専門知識が豊富で、事故後の対応が早いところが多いようです。 また、通信販売専用の自動車保険会社も、代理店が介在していないだけに、事故対応に力を入れているところが多いようです。パンフレットや電話などでよく確認して、信頼できる事故体制を敷くところを選ぶとよいでしょう。 |
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| ■自分の補償を厚くしたいときは「人身傷害補償」付きを選ぶ | ||||||||||||||
| 最後に、(2)の「自分や家族の補償を厚くする」タイプの代表格である、人身傷害補償保険(特約)について補足説明します。 一般の自動車保険の場合、自分の過失割合(事故を起した責任がどれだけあるかの割合)の分だけ、損害額が減少する仕組みになっています。損害額が5000万円だったとしても、過失割合が「本人70%、相手50%」としたら、相手の保険(対人賠償保険)からは、5000万円から5000万円×70%=3500万円を差し引いた1500万円しか支払われません。 一方、人身傷害補償を付けた自動車保険では、相手のいる自動車事故で死亡したり、けがをした場合に、相手との過失割合に関係なく、契約保険金額を上限にして実際の損害額が100%支払われます(表2)。保険金を受け取った時点で相手との交渉権は保険会社に移るため、相手や保険会社と示談交渉をする必要はありません。 |
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人身傷害補償付き保険のその他の特徴は、次の4つです。
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| ●小野瑛子(おの・えいこ)生・損保を活用した個人資産のマネープランナー。テレビ、雑誌、講演などで活躍中。個別相談の件数も多い。(有)OFFICE ONO取締役 |